【神岡鉱山】

神岡鉱山は旧吉城郡神岡町にあった鉱山。
有名な鉱床は南から順に
「栃洞坑(とちぼらこう)」
「円山坑(まるやまこう)」
「茂住坑(もずみこう)」
が挙げられる。
◆

白亜紀末ごろ
飛彈片麻岩中の結晶質石灰岩に
濃飛流紋岩の火成活動による熱水が入り込んで
石灰岩から変化した輝石を母岩とする
スカルン鉱床。

◆

鉛・亜鉛を得るためのターゲットとして
主に方鉛鉱や閃亜鉛鉱が採取された。
鉱石の産状は大きく二種類ある。

◆

一つは母岩となる輝石スカルン中に
じわ〜っと染み込んだ(鉱染した)
杢地鉱(もくじこう)と呼ばれるもの。

◆

もう一つは
石英や方解石とともに塊となって採れる高品位部で
こちらは白地鉱(しろじこう)と呼ばれる。

◆

鉛・亜鉛鉱石の推定鉱量は
七千万トンとも一万トンとも言われるが
スカルン変成だけで
ここまでの濃縮集中は難しいらしく
生成のメカニズムはいまだ解明されていない。

◆

2001年に採掘は中止されているが
三井系子会社が管理していて、全面立入禁止。
◆
亜鉛鉱石として採掘された閃亜鉛鉱に含まれる
カドミウムが「イタイイタイ病」の原因となり
1910年代から70年代にかけての鉱山史に
暗い影を落としてしまった。
◆
現在、前述の茂住坑跡地に
東京大学宇宙線研究所の実験施設である
「スーパーカミオカンデ」と呼ばれる

ニュートリノ観測装置が設置されている。
固い岩盤・豊富な湧き水・寒冷な気候と
好条件がそろっていたらしい。

【カミオカンデ見学ツアーのレポートはこちら】
(その1/その2/その3)



☆写真をクリックしてください☆

魚眼石つき
水晶クラスター
【神岡鉱山】
冠雪
【神岡鉱山/栃洞坑】
ギヨガンイシ
【神岡鉱山】

陣笠方解石の小品
【神岡鉱山/栃洞坑】
晶洞の紫水晶
(ややファントム)
【神岡鉱山/円山坑】
閃亜鉛鉱など
【神岡鉱山/二十五山】
鉱物のデパート
(青鉛鉱/珪孔雀石など)
【神岡鉱山/二十五山】
閃亜鉛鉱尽くし
【神岡鉱山】
深紅の方解石?
【神岡鉱山】
伊西岩
チタン石入り
【神岡/吉ヶ原】
方解石の巨大鱗片
【神岡鉱山】
魚眼石結晶
【神岡鉱山】
極小マリモ水晶
【神岡鉱山】
異極鉱
【神岡鉱山/二十五山】
高原川梅花石
(勝手な命名)
【神岡/高原川】
蛍石のキューブ状群晶
【神岡鉱山/栃洞坑】
リング模様の杢地鉱
【神岡鉱山/栃洞坑】
低品位な白地鉱
(陣笠状方解石群晶)
【神岡鉱山】
陣笠状方解石群晶
(博物館サイズ)
【神岡鉱山】

魚眼石、閃亜鉛鉱
【神岡鉱山】
伊西岩
コアと転石
【神岡鉱山】

緑鉛鉱、二石
【神岡鉱山/清五郎谷】
【神岡鉱山/池の山】→富山県の「池ノ山」へ